八月の別府鉄輪朝読書ノ会は長崎在住の芥川賞作家。青来有一氏の『爆心』をみなさんと読んでいきたいと思います。八月は毎年戦争関連の小説を読んでいます。今回は長崎の原爆、それもポスト原爆小説と呼びうるような小説を選びました。
内容(「BOOK」データベースより)
殉教の火、原爆の火に焼かれながら、人はなぜ罪を犯し続けるのか?「聖水」で芥川賞を受賞した著者が、欲望と贖罪、死とエロスの二律背反の中で苦悩し歓喜する人々を描いた連作短編集。人間の内奥を圧倒的な物語性の中で展開し、谷崎潤一郎賞、伊藤整文学賞の二つの文学賞を同時受賞した衝撃的作品。
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