休日の朝に、オンラインで参加者とそれぞれ好きな本を読む時間を共有する
という企画を試みてみました。
参加者は8名。いずれも私以外は全員女性の参加者でした。
(やはり文化の担い手は女性なのだろうか?と考えたりもした。
新しいもの、面白そうだというアンテナ、そういうものに参加していく感性など)
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外はしとやかにそぼ降る雨の日曜日。
20分間だけ時間をとって、みんなでしずかに読書しました。
(この短さがよい)
たったこれだけの営みなのですが、
私にはとても優しい時間が流れて、
終わった後も満ち足りた思いで清々しかったです。
朝が気持ち良ければ、その日一日も良き休日となることが約束されたような
もの。
また普段一人で読むのとは倍の集中力で読めるので、
難しい哲学書などもってこいかなと感じました。
読書は独りの営みなのに、ゆるくつながっている感じが不思議でした。
オンラインのまた別の可能性を発見しましたね。
贈与とか時間が最近自分のテーマとしてあったので、
いろいろ今後の展開につながりそうです。
ご参加ありがとうございました。
また次回も機を見て開催したいと思います。
ちなみに参加者の読まれた本は以下の通りです。
『モモ』ミヒャエル・エンデ
『村上海賊の娘』和田竜
『沈黙』遠藤周作
『普通の人々』谷川修太郎(雨の日曜日なので)
『コケの自然誌』ロビン・ウォール・キマラー
『数学の贈り物』森田真生
個人的には「コケの自然誌」が気になる。