「現れの空間」は、他者を有用かどうかで判断する空間ではない.
「現れの空間」は、他者を一つの「始まり」とみなす空間、他の一切の条件にかかわりなく、他者を自由な存在者として処遇する空間である.
『公共性』齋藤純一
洋々閣での目覚め。朝食。
かわしまの豆腐や干物、らっきょう、麦のお粥と体にやさしく美味しかった。
また朝食室も居心地の良い空間。
洋々閣は窓枠によるフレーミングがどれもすばらしい。
上質な空間になかなか出発し難いものがあり、しばしラウンジで珈琲を飲んだ。
そういえば前日の夜は竹屋の鰻丼を食した。
予定を変え、北上して呼子に行くのはまた次の機会とし、
本命の伊万里市民図書館に南へ向かった。