第二回目の別府鉄輪朝読書ノ会を開催いたしました。
今回はエイモス・チュツオーラの『やし酒飲み』を課題本とし、
マイナーな作品だったので参加者が集まるのか心配しましたが、
おかげさまで満員御礼となりました。
参加者は15名(女性10名/男性5名)でした。
この読書会の機会がなければ一生読むことがなかっただろうという声が多く、
マイナー文学を紹介していくのも読書会の役割かもしれないと思いました。
『やし酒飲み』は語るのが難しいかなと予想していたのですが、
みなさんとの対話は笑いの絶えない会となり、
内容は奇想天外、筋も文法もおかしく、いきあたりばったりで
ぺージをめくるごとに驚きやクエスチョンマークが浮かび、
突っ込みどころ満載だという声が多く聞かれました。
みなさんそれぞれの「読み」の深さ、鋭さに気付かされることが多く、
同じ本を読んでも、こうも違うのかと大いに刺激を受けました。
月1の日曜日に開催していますので、
またの参加をお待ちしております。
今回も坂本さんに、開催風景を撮影していただきました。
ありがとうございました。
やし酒にちなんで、ココナッツオイルのミルクがむすびのさんより提供されました。
アフリカをイメージしたエスニックな料理も!
ボリュームもあり美味しかったです。むすびのさん、ありがとうございました。