たとえば、被爆して、ひととおりの悲惨な目にあった家族が、健康を恢復し、人間として再生できたという物語はないものだろうか。
◆「別府鉄輪朝読書ノ会 8.27 」
八月は毎年戦争文学を読んでいます。今年は三月に八十八歳で亡くなった大江健三郎『ヒロシマ・ノート』(岩波新書)を読んでいきたいと思います。発行から60年。日本人のみならず万人必読の書だと思います。
内容(「BOOK」データベースより)
広島の悲劇は過去のものではない。一九六三年夏、現地を訪れた著者の見たものは、十数年後のある日突如として死の宣告をうける被爆者たちの“悲惨と威厳”に満ちた姿であり医師たちの献身であった。著者と広島とのかかわりは深まり、その報告は人々の胸を打つ。平和の思想の人間的基盤を明らかにし、現代という時代に対決する告発の書。
○日 時:2023年8月27日(日)10:00-12:00
○場 所:別府市鉄輪ここちカフェむすびの
○ファシリテーター:しみず
○参加費:¥1,300円(運営費、むすびのさん特製のメニュー代含む)
○定 員:16名程度(要事前申し込み、先着順)
○備 考:課題本を事前に読んで参加してください。
8/24木までにお申込みください。