第三十回目の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回は村上春樹『アフターダーク』をとりあげ、みなさんと対話していきました。いつも以上に熱のこもった回となりました。
今回は強制ではありませんが、一応ドレスコードを設けてみました。赤と緑のノルウェーの森カラーで!
今回もカード・ダイアローグの引用カードを使いました。一つとして同じ引用文がないのが興味深かったです。
固定化されがちな日常生活のなかで、読書を通してさまざまな意見や考えが言える場、聴ける場としてこの読書会は存在します。村上春樹の言う、大きなシステムにからめとられないため、意味のない暴力にさらされ続けないためかもしれません。
ご参加いただいたみなさまありがとうございました。タイトルにもなっている「アフターダーク」の音楽を最後にリンクします。トロンボーンが痺れるかっこよさです。村上春樹の頭の中では執筆時にはこの曲が流れ続けていたのかもしれません。