鉄輪の石垣の間に生える野花がうつくしい
オン哲!(オンライン哲学カフェ)を開催しました。
今回のテーマは「声」。
形としてはっきりととらえることができないテーマだったので、
みなさんと少しづつ考えを断章のように寄せ集め合いながら、
行きつ戻りつ深掘りしていきました。
声に感情が乗ることについて、教員としての声のトーンへの配慮、
声に人格やバックボーンが表現されてしまうこと、抑揚の有無について、
ボーカルの人の声が聞きたくなかった時期、剣術における発声、
カウンセリングのトレーニングで自分の声を録音して聴いたときの違和感、
自分の声が嫌いな女性、文章を声を想像して読む、
ラジオは思ったよりいろんなことができるなどなど、
うまくまとめることはできませんが、普段じっくりと考えないようなことを、
立ち止まって時間をとって考えてみました。
この哲学カフェの「声」について。
ここの対話の場は会社と違って、ゆっくりで沈黙も許されるという発言がありました。
理路整然とハキハキと発話するだけではなく、言葉になる前の思いや葛藤も
掬い上げられるといいなと、そんな余白のある対話になるよう場作りに努めています。
ご参加ありがとうざいました。
また来月も語りたくなるテーマで対話をしたいと思います。
オンラインのようす