絵本de考えるカフェを開催しました。
今回は岩崎書店による、死をめぐる絵本シリーズである
『ほっきょくでうしをうつ』作 角幡唯介 絵 阿部海太を読みました。
北極の氷の世界を歩く探検家は、やっとのことで食糧となるジャコウウシと出会い、
銃で仕留めますが、そのジャコウウシの傍には仔牛がいて…
命や生と死を扱った重いテーマではありましたが、
モノクロームの描写が様々な想像をかき立て、
短い作品でしたが、こどもたちにもいろんな感情を巻き起こしたようです。
なかなかこどもの読み聞かせの場では使われにくい作品かもしれませんが、
今後も感じ考えさせる作品をとりあげたいと思います。