みなさんと読んでいきました。
今回は13名(女性9名、男性4名)の参加構成となりました。
究極の愛のかたちについて、また変態について、
朝から盛り上がりました。
SとMの支配と服従の関係は、見た通りの単純なものではなく、
絶え間ない相互補完的な入れ替わりと
知的なスリルに満ちたものであり、
そのあたりの綾を入り組みつつも簡明に描いている谷崎の筆力に
みなさん感嘆しているようでした。
今回大阪の道修町が舞台の作品。
大阪出身の河野店長の説明にも熱が入ります。
むすびの特製のドリンクは、盲目の主題にヒントを得た目に効く?
というブルーベリーとクコの実のゼリージュースでした。
特別メニューの軽食は、舞台にもなっている船場の船場汁と玄米でした。
初めて食べました。
ショウガがきいていて体がぽかぽかしてきましたよ。
たいへん美味しかったです。
ご参加いただきありがとうございました。
十二月は大阪シリーズ最後、
岸政彦さんの『図書室』(新潮社)を読んでいきます。