対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

【開催報告】第115回 別府鉄輪朝読書ノ会 12.21

 

 

そうするうちにファーロングはなんだか胸がつまってきた。こんな夜はもう経験できないような気がして。

 

この日曜日のなにがいまの自分の胸に沁みるのだろう?

 

『ほんのささやかなこと』クレア・キーガン

 

 

 

 

今年最後の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。
 
今回はクレア・キーガンの『ほんのささやかなこと』を読んで感想を交わし合いました。
 
寒いアイルランドの冬の情景と、カトリックの人たちの日々の暮らしを静かに淡々と描写しつつも、芯の熱い主人公の突如とした行動に最後うなされる作品で好きな方が多かったようです。
 
どこまで手を差し伸べるのか、当事者意識という言葉や主人公を自分に置き換えたときにどう行動するのか突きつけられているようにも感じました。
 
個人的には人を形成するのはささやかなことという意見で、この作品や私生活含めてのささやかなことが想起されてぐっとこみ上げるものがありました。
 

むすのびのさん特製のメニューは修道院からしたソーダブレッド、コルカノン、アイリッシュスープでした!とても美味しかったです。ありがとうございました。
 
ご参加ありがとうございました。次回は来年1/25開催です。『あなたのための短歌集』木下達也を読みます。短歌も1首創作をお願いします。
 

※Mさんより文学フリマでつくられた、『ほんのささやかなこと』をめぐる紙上読書会をまとめたZINEを御恵投いただきました。ありがとうございました。わたしもこの読書会のZINEを作るように勧められました!