対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

哲学カフェ

【開催案内】哲学カフェ大分 11.16

11月の哲学カフェ大分は「写真が人にもたらすものとは?」をテーマに みなさんと対話していきたいと思います。 以下案内文です。 毎年年賀状に印刷される幸せそうな友人の家族写真が苦手だという人がいるという話を聞いたことがあります。デジタル技術の発達…

【開催報告】第1回 哲学カフェ大分 10.19

BunDoku(大分朝読書コミュニティ)からのれん分けをして最初の 哲学カフェ大分を開催しました。 今回は「恋愛感情とはなにか?」をテーマにみなさんと対話しました。 なかなか年齢を経ると正面切って恋愛について話したり考えたりする 機会がないなあと思っ…

【若干名募集】「哲学ツーリズム@釜ヶ崎 11.2 」

※この写真は認定NPO法人Homedoorさんを通して撮影者に購入額の一部が寄付される仕組みになっています。 www.homedoor.org いつからか、大阪の釜ヶ崎(西成)という土地に興味をもった。 こわい、きたない、近づいてはならない、そんなイメージであったが、 …

【開催案内】哲学カフェ大分 10.19 「恋愛感情とはなにか」

先日ある方のツイッターで昔の辞書についての引用がありました。 昔の辞書には恋愛についてこのようなことが書かれています。 新明解国語辞典(第五版)「戀愛」 「特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した氣分で二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を…

【開催報告】先生のためのてつがくカフェ 9.21

第2回目の「先生のためのてつがくカフェ」を開催しました。 今回のテーマは「校則はなぜあるの?」。 〈校則〉という視点から学校や先生、学生、保護者、地域、日本の風土、国民性といった大きな広がりの中で考えることができました。 対話中に出てきました…

【開催報告】第60回 BunDoku哲学カフェ

60回目のBunDoku哲学カフェを開催しました。 今回できりよくBunDoku哲学カフェは終了し、哲学カフェ大分に移行します。 いままで、ありがとうございました。 さて今回のテーマは「差別はなぜなくならないの?」でした。 人間としての生存本能としての差別、…

【開催報告】哲学ウォーク@鉄輪温泉その4

鉄輪はフォトジェニックな場所が多く、 みなさん発表が終わった後は解放されたのか、写真をたくさん撮っていました。 最後の発表者です。 1時間20分くらいの哲学ウォークでした。 全員の発表が終わり、 スタート地点のここちカフェむすびのに戻りました。 み…

【開催報告】哲学ウォーク@鉄輪温泉その3

哲学ウォークを開始して、30分を過ぎたころから、 ぽつぽつと手が上がり、「発表」がされるようになりました。 ③自分の引いた哲学者の言葉とぴったりとくる風景だと思ったら、 「はい!」と手を挙げて、他の参加者の歩みを止めてください。 そこであなたの…

【開催報告】哲学ウォーク@鉄輪温泉その2

②ファシリテーターのナビゲーションで鉄輪の町を歩きます。 基本的に歩いている時はサイレント・ウォークです。 喋ってはいけません。黙々と歩きましょう。 ポイントポイントでファシリテーターが立ち止まって、 その場所の説明をすることがあります。考える…

【開催報告】哲学ウォーク@鉄輪温泉その1

哲学ウォーク@鉄輪温泉を開催しました。 当日は暑かったですが6名の方に参加いただき、鉄輪の町を歩きながら、 哲学してみました。 哲学カフェは屋内での開催が多いと思いますが、 こうして外に出て歩いて体を動かし、五感を働かせながら、 思索してみたい…

【ご案内】第60回 BunDoku哲学カフェ

9月のBunDoku哲学カフェの案内をします。 今回60回目を迎えるにあたり、BunDoku(大分朝読書コミュニティ)から のれん分けをし、新たに「哲学カフェ大分」として再出発します。 特に内容が変わるわけではありませんが、運営体制が複数人によるものから、 僕…

【開催報告】第59回 BunDoku哲学カフェ

BunDoku哲学カフェを開催しました。 ※BunDokuは「対話と人と読書」とは別の団体になります。 今回は女性12名、男性6名、計18名の方にご参加いただきました。 ありがとうございました。 今回のテーマは、 「勇気づけられる言葉と傷つく言葉〜言葉の力はどこか…

【ご案内】医療・看護・介護関係者の方のてつがくカフェ 10.5

哲学カフェのファシリテーターを担当していますシミズです。 第2回目の「医療・看護・介護福祉関係者の方のてつがくカフェ」のご案内をします。 今回はずばり「病」についてみなさんと考えてみたいと思います。 一般の方の参加も大歓迎です。 専門的な知識は…

400人の対話をいかにファシリテートするか?

大阪の道頓堀でヘイトデモが行われている最中、チマチョゴリを着た女性が フリーハグをされている動画を見て涙が出た。その理屈を超えた強さにあこがれる。 フリーハグは言語的な活動ではないけど、そこには対話に似た一瞬の行き交いがある。 年齢や性別、立…

【ご案内】「先生のためのてつがくカフェ 9.21」

哲学カフェのファシリテーターを担当していますシミズです。第2回目の「先生のためのてつがくカフェ」のご案内をします。今回はずばり「校則」についてみなさんと考えてみたいと思います。先生のためのと銘打ってますが、先生だけに限らず、このテーマに関心…

夏休み、その3日目

哲学カフェ常連の韓国出身のSさんのお宅に呼ばれて、Tさんと訪問。 打合せと称しつつ、海鮮チヂミなどご馳走になる。 美味しい。。 今後の「先生のためのてつがくカフェ」についていろいろ話し合う。 先生というのは「成果」を求めがちで、哲学カフェのモヤ…

【ご案内】第59回 BunDoku哲学カフェ

8月のBunDoku哲学カフェのご案内をします。 ※BunDokuは「対話と人と読書」とは別の団体になります。 哲学カフェは「対話」を試みる場です。たとえ同じ環境にいたり、同じ出来事を経験していても、考えることや感じることは人それぞれです。BunDoku哲学カフ…

【ご案内】散歩するてつがくカフェ 9.15(哲学ウォーク@鉄輪温泉)

「歩くことと立ち止まること。沈黙することと話すこと、自分自身との対話 (inner dialogue) と他者との対話 (outer dialogue) を交互に行っていくこと」 『哲学ウォーク』ピーター・ハーテロー(翻訳:西山渓・渡邉文) こんにちは。シミズです。 今日は〈散…

【開催報告】医療・福祉・介護関係者の方のてつがくカフェ 7.27

第1回目の「医療・看護・介護福祉関係者の方のてつがくカフェ」を開催しました。 介護福祉士の今坂さんの提案で、 「人の最期を〈看取る〉とはどういうことだろうか?」をテーマとし、 みなさんと対話していきました。 それぞれの職種の方に集まっていただ…

がんセミナー(がんカフェ)へ参加しました。

別府から岡山まで、がんカフェに参加するために出向きました。 このがんカフェは、哲学カフェを展開するカフェフィロさんが 共催しているイベントで、「第2の患者」と呼ばれるがん患者のご家族を 中心に集めての語り合いの場でした。 私自身、第2の患者であ…

ソクラティク・ダイアローグ(簡易版)を体験する④ 尼崎へ

今回でソクラティク・ダイアローグの報告は終了です。 ソクラティク・ダイアローグは通常の哲学カフェとは違って、 みんなでテーマに対しての「答え」(結論)を出します。 ただし、これは合意とは違います。 4では答えを出すための探求をしました。 ここの…

【ご案内】「介護・看護・医療関係者の方のてつがくカフェ 7.27」

「介護・看護・医療関係者の方のてつがくカフェ 7.27」は現役の介護福祉士の方と話し合いながら形をつくっていきました。書店で介護や看護、医療関係の書棚の前に立つと、現象学やレヴィナスといった哲学書でよく見られる言葉が背表紙に書かれているのが目に…

【開催報告】先生のためのてつがくカフェ 7.13

「先生のためのてつがくカフェ」を初めて開催しました。10名ほどの教育関係者の方にお集まりいただきました。普段はファシリテーターとしてあまり緊張しないのですが、今回は少し緊張しました。 哲学カフェは、様々な属性にある方を集めて(あるいはその属性…

ソクラティク・ダイアローグ(簡易版)を体験する③ 尼崎へ

ソクラティック・ダイアローグはいよいよ中盤にはいっていきました。 3. 中核的な判断 選ばれた例について、気になったことや話し合ってみたいことを、 「問い」の形にして模造紙に書き出します。 さらに出された問いから、〈主となる問い〉を選び、その答え…

ソクラティク・ダイアローグ(簡易版)を体験する② 尼崎へ

ソクラティク・ダイアローグでは、最初に全員で今回のテーマ(「やさしさとはなにか」)に関する事例をあげることから始まります。これはこの会に申し込んだ際に、事前に考えたものをメールで送るやりとりがありました。時間の節約だと思います。 そしてみな…

【ご案内】先生のためのてつがくカフェ 7.13

(朝の光に凛としてむかう白鷺が電線にとまっていました) 哲学カフェを大分で5年間開催していまして、はじめのうちはただ闇雲にといいますか、場を運営するだけで精一杯だったのが、徐々に余裕もできて、参加者ひとりひとりのディティールに気付いていくよ…

ソクラティク・ダイアローグ(簡易版)を体験する① 尼崎へ

先日、あまがさき哲学カフェを主催されている赤井さんが開催したソクラティク・ダイアローグというものを体験するために、はるばる別府から兵庫尼崎まで足を延ばしました。 以心伝心心~あまがさき哲学カフェ~ 本来のソクラティク・ダイアローグは開催期間…

【開催報告】第57回 BunDoku哲学カフェ

BunDokuという別団体で活動しています第57回目のBunDoku哲学カフェを開催いたしました。初参加者合わせて18名の方々にお集まりいただきました。ありがとうございました。 今回のテーマは某ユーチューバーさんの不登校をきっかけにした、「子供が学校に行きた…

平成と令和をめぐって

大分で開催しているBunDoku哲学フェで平成について、次の令和について語り合った。私にとって平成は最後まで遠かったというか馴染めないものがあったのだが(疎外感があったのだと気づいた)、令和には親しみをはじめから覚え、その時代に参加したいというの…